肩こり改善へのアプローチ③肩そのものが硬いタイプ

元住吉のゆがみ改善専門パーソナルトレーニングジム

川崎エリアの 元住吉 にある「メディカル&コンディショニングジム カラヨク」は痛みやコンディショニングに特化した パーソナルジム です。

代表はフィットネスの現場と医療の現場で長く活動してきました。

そのため整形外科的な症状をメインに、腰痛をはじめ身体のあらゆる痛みに対応可能です。

「運動はしたいんだけど腰が痛いからできないわ〜」や

「痛みに良い対策ってあるの?」など、たとえ身体が痛くても対策の方法はけっこうあるものです。

そんなカラヨクだからお伝えできる「カラダブログ」。

そこで今回は肩こりのお話。肩こりの原因へのアプローチ方法を紹介します。

第3回目はこのようなパターン「肩そのものが硬いタイプ」です。

肩こりの原因は様々あります。ひとつずつ説明していきましょう!

肩こりとは?

肩こりは「僧帽筋」という筋肉が硬くなることで引き起こされます。

対処方法としてマッサージなどを行うことがほとんどです。

ですがターゲットの決まっていないマッサージではすぐに戻ります。

詳しくはこちらの記事をお読みください↓↓

肩こり改善へのアプローチ①バンザイが苦手なタイプ

肩こりシリーズの最初の記事です。すでにお読みの方は先へ進みましょう。

肩そのものが硬い

今回のテーマは「肩」そのものです。

いわゆる「肩」はこの部分です。

黄色の丸で囲まれている部分となります。

「肩こり」で言われる「肩」とは少し違く、どちらかというと五十肩などの「肩痛」の場所かと思います。

肩こりの筋肉はこちら「僧帽筋」と呼ばれる筋肉です。

先ほどの肩と少し場所が違います。

肩が動きにくければ、その代償として隣である僧帽筋に負担がかかることが多く見られます。

このような現象は身体のあちこちで見られることです。

何か動きが悪くなればその代償がどちらかに行ってしまう・・・そこで僧帽筋が選ばれることが多く、肩こりの原因の一つとされています。

それでは「肩」の柔らかさがどれくらいあるのか?確認してみましょう。

写真のように背中、頭を壁につけます

腕を真横に上げ、肘は90度を保ったままにします。

肘も壁につけ、その肘の位置が変わらないように手の甲を壁に近づけていきましょう

このときに手の甲が壁に届けば柔らかさは問題なしとなります。

届かない方は肩が硬いという判定です。要注意となります。

なぜ肩こりにつながるのか?

先ほども軽く触れましたが、この肩と肩こりがつながる理由をもう少し深く説明します。

原因として考えられるのが肩のインナーマッスルという筋肉です。

上の図の青くなっている部分がインナーマッスルです。肩の深いところにある筋肉で重要な役割があります。その役割は、

「肩のねじりの運動をする」「肩の骨がはまるようにする」

「ねじり」は「回旋運動」ともいいます。何かものを取るときや手を伸ばすとき、何のねじりもなくただ真っ直ぐ動かすのは意外と少ないのです。

そして「骨がはまる」。難しく言うと「骨頭求心性」なんて言葉を使います。腕の骨(上腕骨)を肩の骨(肩甲骨)にはめてくれています。この関節、このインナーマッスル等が働かないと構造的にはまっていてくれません。色々な方向に動かしても肩が外れないのはそのためです。

そしてインナーマッスルが上手く動かず、「回旋運動」「骨頭求心性」ができなくなるとそれらを何とかしようと別の部位が働きます。ここからはいつもと同じ、本来やるべき仕事と違うことをやらされますのでストレスがかかります。そうして肩こりなどが起きてしまうのです。

肩の柔らかさをあげる

それでは肩の対応方法です。

まずはこちらのストレッチからご紹介します。

肩の後側を伸ばしていきます。

痛みを伴う場合はできる範囲で構いません。

30秒を2〜3回できれば効果的です。可能であれば日に2〜3回行います。

そして2つめはこちらです。

チェックで行った動きと同じです。

できる範囲で繰り返し行います。少しずつ壁と手の甲の間が近づいてくるかと思います。

目安として30〜50回ほど日に2〜3回できれば理想です。

まとめ

肩に限らず、身体のあらゆる動きが悪くなるとその代償がどこかにかかります。

今回の肩もその一例です。

このエクササイズで変化がなかった場合は、エクササイズのやり方や他の原因も考えられます。

その際はカラヨクまでご相談ください!