肩こり改善へのアプローチ①バンザイが苦手なタイプ

元住吉のゆがみ改善専門パーソナルトレーニングジム

川崎エリアの 元住吉 にある「メディカル&コンディショニングジム カラヨク」は痛みやコンディショニングに特化した パーソナルジム です。

代表はフィットネスの現場と医療の現場で長く活動してきました。

そのため整形外科的な症状をメインに、 腰痛 をはじめ身体のあらゆる痛みに対応可能です。

「運動はしたいんだけど腰が痛いからできないわ〜」や

「痛みに良い対策ってあるの?」など、たとえ身体が痛くても対策の方法はけっこうあるものです。

そんなカラヨクだからお伝えできる「カラダブログ」。

そこで今回は肩こりのお話。肩こりの原因へのアプローチ方法を紹介します。

それでは初回はこのようなパターン「バンザイが苦手タイプ」です。

肩こりの原因は様々あります。ひとつずつ説明していきましょう!

肩こりとは

日本整形外科学会によると、

「首すじ、首のつけ根から、肩または背中にかけて張った、凝った、痛いなどの感じがし、頭痛や吐き気を伴うことがあります。肩こりに関係する筋肉はいろいろありますが、首の後ろから肩、背中にかけて張っている僧帽筋という幅広い筋肉がその中心になります。」

とのことです。

概ね皆様が感じられる症状がそのままのようです。

そして「僧帽筋」という筋肉が中心となると説明されています。

こちらが僧帽筋です。左半身中央部の三角形を横にしたような筋肉がそれです。(右半身は画像上で削除されています)

「肩こり筋」とも言われることもあり、非常にストレスを受けやすい部位です。

ストレスと言っても様々です。肉体的なストレスから心因的なストレスまで幅ひろくあります。

僧帽筋はどちらのストレスも受け止めてしまいます

実はこの僧帽筋は構造上、血流がたまりやすくなっています

血流が悪いと疲労物質も流しにくくなります。

それらが肩こりの要因となってしまうのです。

マッサージ

肩がこればまずはマッサージ・・・。誰もが思う手段です。

もちろん間違いではありません。マッサージですっかり良くなればそれでOKだと思います。

しかし大半はそれだけでは難しいことが多くあります。

それは「根本」にアプローチできていないからです。

肩が「凝る」のは他での要因から出てきてしまった症状です。

そしてその要因はたくさん考えられます。

今回はその中の一つ、「バンザイがやりにくい」というものにフォーカスしてお伝えしていきます。

バンザイチェック

それではチェック方法を実践していきます。

「バンザイチェック」です。

こちらは姿勢が悪い胸部が硬いなどが原因となる疑いがある際に行います。

簡単に行えます。このような見方です。

壁に背中をぴったりとあて、背中が離れないようにバンザイをします。

このときに手が壁につけばOKです。指先だけでも構いません。

非常に簡単なチェック方法です。これである部位の硬さが分かります。

硬い方は要注意です。

大胸筋

バンザイに大きな制限を与えているのがこちら「大胸筋」です。

こちらが硬くなるとバンザイはやりにくくなります。

身体の前側に着く筋肉のため、肩を前側に引き寄せてしまいます

そして大胸筋の他にもう一つバンザイの制限をする部位があります。

肩甲骨

動きの制限の出す部位、それは「肩甲骨」です。

肩甲骨も肩こり対策には必要です。

肩甲骨は多方向に動きます

上、下、左右、傾き、回旋と様々です。

そして先ほどの僧帽筋ですが、肩甲骨の動きと深い関係があります。

肩甲骨が動かなくなれば僧帽筋も動かなくなります。

そうすると僧帽筋の血流が悪くなり肩こりにつながる、という流れとなるのです。

大胸筋を柔らかくする

肩甲骨の関係もありますが、まずはメインの大胸筋の柔らかさをあげればバンザイはしやすくなります。

その代表的な方法をご紹介します。

こちらのストレッチ、「チャイルドポーズ」という名前がついています。

胸を床に近づけるように行うことがポイントです。

胸まわりもですが、脇あたりの体側部肩まわりも集中して伸ばすことができます。

通常ストレッチは10秒〜20秒ほどで大半の方は終了してしまいます。

実はそれでは短いのです。本格的に柔軟性を上げたい部位は合計で90秒は行う必要があります。

いっぺんでなくても構いません。30秒を3回などできる範囲で90秒を目指しましょう。

そしてもう一つ紹介します。

胸部を直接伸ばしていく手段です。

胸を前に突き出し、同じ側の肩甲骨を少し寄せておくと効果が高くなります。

やはり合計で90秒目指すようにしてください。

まとめ

肩こりの1回目でした。

まずは「バンザイがしにくい」という確認から行ってみましょう。

肩こりは様々な要因から起きることがあります。

代表的なものをブログであげていきます。是非確認してみてください。

本格的に要因を探したい方は当ジムまでご相談ください!