肩こりへのアプローチ④肩こり箇所を直接ほぐす方法

元住吉のゆがみ改善専門パーソナルトレーニングジム

川崎エリアの 元住吉 にある「メディカル&コンディショニングジム カラヨク」は痛みやコンディショニングに特化した パーソナルジム です。

代表はフィットネスの現場と医療の現場で長く活動してきました。

そのため整形外科的な症状をメインに、腰痛をはじめ身体のあらゆる痛みに対応可能です。

「運動はしたいんだけど腰が痛いからできないわ〜」や

「痛みに良い対策ってあるの?」など、たとえ身体が痛くても対策の方法はけっこうあるものです。

そんなカラヨクだからお伝えできる「カラダブログ」。

そこで今回も肩こりのお話。過去の肩こりのブログではその「原因」から考える方法をお伝えしました。

今回は少し違います。「原因」ではなく「肩こりそのものに直接アプローチする」方法です。

エクササイズ中心のご紹介となります。

どんな肩こりにも一定の効果があります。ぜひお試し下さい。

肩こりとは?

肩こりは「僧帽筋」という筋肉が硬くなることで引き起こされます。

詳しくはこちらの記事をお読みください↓↓

肩こり改善へのアプローチ①バンザイが苦手なタイプ

肩こりシリーズの最初の記事です。すでにお読みの方は先へ進みましょう。

肩こりの原因は?

肩こりはまさに肩そのものが「こる」症状です。

症状としては肩ですが、その原因は多様にあります。

本ブログではその原因をいくつか紹介しています。

詳しくはこちらの記事をお読み下さい。

肩こり改善へのアプローチ①バンザイが苦手なタイプ

肩こり改善へのアプローチ②背中が硬いタイプ

肩こり改善へのアプローチ③肩そのものが硬いタイプ

アプローチをする優先順位はまず「原因」からです。

ですが問題もあります

肩が凝っている場所にはほぼ原因がないため、「ほぐれる」「気持ちいい」といった即効性がないのが難点なのです。

そこを埋めるのが今回の内容となります。

全ての肩こりに一定の効果が期待できます。

それではここからがエクササイズの紹介となります。

肩こり解消エクササイズ

シュラッグ

シュラッグという種目です。方法は以下の通りです。

・写真のように真っ直ぐ立ちます
・両手は身体の横に持っていきます
・あればペットボトル(500g)程度は持っても良いです
・両肩を上にあげ、首がなくなる程度まで持ち上げます
・挙げたところで1秒程度キープ
・ゆっくりと下げ、持っている重りの重量を感じるくらい引き下げます(どちらも3秒程度)
・繰り返します

回数は20〜30回、2〜3セット できれば1日3回実施を目標として下さい。

肩こりの筋肉である「僧帽筋」という筋肉がターゲットです。肩を上に持ち上げたとき、写真の◯部分に力が入っているイメージが大事です。

首のストレッチ

首も僧帽筋と同様に肩こりでよく凝る箇所です。

・姿勢は真っ直ぐ
・立っても座ってもOKです
・手で反対側の側頭部を押さえ、首を横に倒します
・力はあまり入れず、手の重さ程度でOK
・戻すときは手を離してからゆっくりと戻す
・続いて斜め前も実施
・手の位置は先ほどの側頭部よりやや後ろに
・斜め前方へ倒していく
・力の入れ加減などは先ほどと同じ

30秒を3セット実施を目標に。やはり1日3回が理想です。

首は「斜角筋」「胸鎖乳突筋」そして「僧帽筋」という筋肉がターゲットです。こちらも◯部分の伸びているイメージが大事です。

肩(三角筋)ストレッチ

三角筋と呼ばれる、肩こり筋である僧帽筋と隣接する筋肉です。

こちらも僧帽筋と連絡を持ちます。重要な部位です。

・姿勢は真っ直ぐです
・立っても座ってもどちらでもOKです
・写真のように腕をつかみ、体に引き寄せていきます
・両肩は並行を保って下さい

シンプルで分かりやすいストレッチです。30秒を3セット実施、やはり1日3回が目標です。

◯印部分が三角筋です。伸びている意識を忘れずに。

チャイルドポーズ

・写真のようなうつ伏せ姿勢になります
・お尻を天井に持ち上げ、手は前に伸ばすイメージです
・肘はできる限り伸ばしておいて欲しいですが、やや曲げていても構いません

広背筋は背中を代表する筋肉です。30秒を3セット実施、1日3回目標。

脇の下、体側部分が伸びてきます。

肩甲骨ストレッチ

続いて肩甲骨のストレッチです。

・写真のような体勢をとります
・手で反対側の足を逆手でつかみます
・後ろに体重をかけていきます
・肩甲骨が剥がされていく感覚があればOKです

少し意識が難しいストレッチです。最初はわかりにくいかと思いますが、少しずつ柔らかくなればイメージがしやすくなると思います。

5秒程度伸ばし元に戻す、それを10回実施。1日3回目標です。

Tストレッチ

胸と背中を同時に動かす種目です。

・写真のような体勢をとります
・おへそから下は動かさないようにしておきます
・手を天井に近づけ、円を描くように反対側まで手を持っていきます
・目線は常に指先へ
・手が後ろまで行ったら肩甲骨を寄せるイメージを高めます
・同じ軌道で戻します

肩甲骨がターゲットです。広げる、寄せるを繰り返します。

10回2〜3セット、1日3回が目標です。

まとめ

今回はエクササイズのみの紹介でした。

本来は「原因を探す」→「大元にアプローチ」の流れが理想ですが、今すぐ楽になりたい!となると、直接なんとかしてくれる方法も有効です。

こちらで紹介した内容はほんの一部です。

エクササイズ方法はまだまだ沢山あります。

その中からご自身の合った方法を探すことも大事です。

その際はカラヨクにご相談ください。