肩こり改善へのアプローチ②背中が硬いタイプ
元住吉のゆがみ改善専門パーソナルトレーニングジム
川崎エリアの 元住吉 にある「メディカル&コンディショニングジム カラヨク」は痛みやコンディショニングに特化した パーソナルジム です。
代表はフィットネスの現場と医療の現場で長く活動してきました。
そのため整形外科的な症状をメインに、腰痛をはじめ身体のあらゆる痛みに対応可能です。
「運動はしたいんだけど腰が痛いからできないわ〜」や
「痛みに良い対策ってあるの?」など、たとえ身体が痛くても対策の方法はけっこうあるものです。
そんなカラヨクだからお伝えできる「カラダブログ」。
そこで今回は肩こりのお話。肩こりの原因へのアプローチ方法を紹介します。
シリーズ2回目のブログはこのようなパターン「背中が硬いタイプ」です。
肩こりの原因は様々あります。ひとつずつ説明していきましょう!
肩こりとは
肩こりは「僧帽筋」という筋肉が硬くなることで引き起こされます。
対処方法としてマッサージなどを行うことがほとんどです。
ですがターゲットの決まっていないマッサージではすぐに戻ります。
詳しくはこちらの記事をお読みください↓↓
肩こりシリーズの最初の記事です。すでにお読みの方は先へ進みましょう。
背中が硬いタイプ
今回は「背中が硬い」ことで肩こりが引き起こされるタイプについてです。
まずは背中が硬いかどうか、確認してみましょう。
「肘合わせチェック」と呼んでいます。
身体の前で両肘を合わせます。前腕までぴったり合わせたら、両肘が離れないように上に持ち上げていきます。肘が離れない範囲でどこまで上がるかを確認して下さい。
目安は「肘が口よりも高く上がる」ことです。
これが口よりも下までしか上がらないようであれば要注意です。背中周りが硬い、ということになります。
その他にも、胸部の筋肉のボリュームや腕の長さ、肩周りの硬さなどの影響も受けます。ですがどの影響を受けたとしても背中の筋肉が硬い、もしくは背中全体が動きにくいという証明になります。
筋肉が硬い、背中が動きにくい、どちらも肩こりの原因です。
広背筋
この「肘合わせチェック」で硬さを見ている筋肉は「広背筋」です。
背中の筋肉はいくつかありますが、代表的なものがこの広背筋です。
役割は沢山あります。
腕を後ろに伸ばす(肩伸展)、バンザイ姿勢から腕を横から下ろす(肩内転)、肩を内にまわす(肩内旋)など肩の動きで非常に活躍する筋肉です。
ここが硬くなると腕を前に伸ばしにくくなります。子供時代の整列でよく行う「前にならえ」がしにくくなるイメージだと思って下さい。
腕を伸ばすことを制限されればどこかがその役割を担わなければなりません。いわゆる「とばっちり」です。
そこで選ばれやすいのが肩です。その結果として肩こりが生まれる、というパターンは珍しくありません。
肩甲骨
そして前回の記事にも出てきました「肩甲骨」です。
こちらも「肘合わせチェック」で硬い場合の制限となっている部位です。
今回の広背筋は肩甲骨とは隣り合わせです。お互い良くも悪くも影響します。
広背筋が硬ければ肩甲骨の動きもほぼ悪いと考えられます。
肩甲骨の動きは上下、左右、前後の傾き、回旋と様々です。この本来とても大きく動くはずの肩甲骨は生活習慣などによって硬くなります。
そしてその代償として肩に負担がかかる、といった流れとなります。
広背筋の柔さをあげる
それでは改善の手段を紹介します。
まずは広背筋のストレッチです。
この方法、実は前回と同じです。
脇から体側にかけて伸びます。こちらが広背筋です。
本格的に柔軟性を上げたい部位は90秒はかけて伸ばしてください。
30秒を3回、でも構いません。合計して90秒を目指してください。
肩甲骨ストレッチ
そしてこちらを合わせて行うと効果的です。肩甲骨の動きを出すストレッチです。
こちらの写真ですと左の肩甲骨がターゲットです。
肩甲骨が引き剥がされるような感覚をイメージしてください。
力は入れすぎないことがポイントです。軽めで20〜30秒程度、2〜3回を目安に行いましょう。
筋肉を直接伸ばすストレッチと若干異なり、関節を直接広げていくような方法です。
この方法ですと90秒は若干長くなります。身体を痛める可能性もありますで強度には特に注意して下さい。
まとめ
今回は背中が原因の肩こりについて説明しました。
肩こり①では「バンザイ」、②では「背中」、それぞれチェック方法があります。
まずはこのチェックで一番のポイントを探して下さい。
最も動きの悪いところ、そこが大元の可能性が高くなります。
肩こりシリーズはまだ続きます。
一番のポイントを探し当てて下さい。