腰痛の大半は原因不明?

原因のない腰痛

腰痛になり病院に行くとします。

すると、

「骨は大丈夫だね」

「湿布と痛み止め出しておきますね」

「安静に」

と言われることが非常に多くあります。

このことに納得いかなく、接骨院や整体、もちろん当ジムに来られる方も多くいらっしゃいます。

「痛いんだから原因はあるはず!」

と思っている方も多いのではないでしょうか?

そう、もちろん原因は何かしらあるのです。

ですがDr.は、原因はここ「かもしれない」という判断は下せません。

レントゲンなどで確実に原因と捉えられる事象がないと判断できないのです。

そして「医療」とはそういうものです。

はっきり分からないものを「診断」してしまうとその時点で「医療」ではありません。

そういった点から腰痛の原因は分からないことが多く、これを「非特異的腰痛」とよびます。

非特異的腰痛の対策

この非特異的腰痛、リハビリがしっかりしている病院であれば診察の後はそちらにまわされます。

そしてここからが理学療法士の仕事です。

レントゲンなどでは分からない原因、例えば筋肉の硬さ、動き方、生活習慣で行っていることなど様々な観点からチェックします。

そこから原因を見つけ、対応するのです。

そこでDr.の判断が必要と思われる症状を見つけたら相談する、などを繰り返し改善へ促していきます。

まとめ

「病院に行っても変わらない」

とおっしゃる方は多くいます。

ですが、レントゲンで症状がどこから来ているか確認することはとても重要です。

非特異的腰痛だと判断できた場合はリハビリへ、病院にリハビリがなければジムや整体へという選択が良いのではないかと思います。