痛み止めは飲むべき?

腰痛などの痛みに有効!

何かと否定されることの多い痛み止めですが、結論から申し上げると私は「飲むべき」と考えています。

痛み止めは自然派?の方や飲んではいけない薬の本などによく「悪いもの」として紹介されています。

トレーナーでも「飲まない方が良い!」なんて意見が出ることもあります。

ですが、整形外科の経験のある私が見てきたものはそうではありません。

飲むべきタイミングで飲むことができず、リハビリが長引いたケースはいくつもあります。

その理由は2つあります。

一つは胃腸などに影響が出てしまったケースです。

こちらは仕方のない理由です。

そしてもう一つ、「悪いもの」という誤った情報を鵜呑みにしてしまっているケースです。

本来は痛み止めで痛みのコントロール(疼痛コントロールと呼んでいました)をしつつ、その間に筋力や柔軟性などの改善をはかります。

そうしているうちに、痛み止めがなくとも機能改善により疼痛コントロールができるようになることが狙いです。

間違った情報のせいでそのプロセスが踏めずリハに来られてもほぐすだけ、となってしまうことがよくありました。

もちろん依存するレベルまでいってしまうとなると話は違ってきますが・・・。

本やネットの記事、SNSなどはひとりでも多く見てもらうことを第一に考えているため鵜呑みにしないことをお勧めします。

病院や薬剤師など、医療の専門家の説明をよく聞いて、「私」に合った使い方を行って下さい!