「資格」を見てパーソナルジムを選ぼう!
パーソナルジム
昨今、パーソナルジムでの怪我などが問題視されています。
この職業、良くも悪くも無資格でも行えるのが特徴です。
ここでは間違えの少ないパーソナルジム選びのポイントを説明したいと思います。
何を見て選ぶか?
大体の方の選ぶポイントがあります。
「料金」「場所」「目的」です。
ホームページを作成する際もこのあたりを中心に作成しています。
「地域ナンバーワンの安さ!」→料金
「キャンペーン20%OFF!」→料金
「駅から⚪︎分!」→場所
「継続できるジム!」→目的
「⚪︎ヶ月で⚪︎kg痩せる!」→目的
などがよくある謳い文句ですね。
その後に調べるのが「どんなトレーナーがいるのか?」です。
こちらが今回のブログの一番のテーマです。
資格をみよう!
冒頭にも書きましたが、パーソナルトレーナーは無資格でもできます。
ですが流石に様々なパーソナルジムが対応をしはじめてきています。
その対応のケースとしてはこのような感じです。
「社内資格をクリアしたトレーナーが担当します!」
「国際的な資格を保持しています!」
大体はこの2つです。
それではひとつずつ解説します。
社内資格
「トータル⚪︎⚪︎時間の研修をクリア」
「⚪︎ヶ月研修を受け」
というものが多いです。
中身は基本的な内容で、それなりのトレーナーは育ちます。
ですが実践経験が少ない状態で任されることがほとんどです。
できることは研修で学んだ基本的なプログラムのみです。
ほぼプレコリオ(内容が決まっているもの)でパーソナルトレーニングのプログラムが作成されます。
それってパーソナル(意味:個人の)と言えるのかな?と疑問です。
全部ではありませんが、1〜2名で行っているパーソナルジムでチェーン展開されているジムは要注意かと思います。
※店舗量産には最適かと思います
国際的な資格を保持
よく選ばれているのはこの2つです。
「NSCA(全米ストレングス&コンディショニング協会認定)」
「NESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)」
他にもいくつかありますが概ねこの2つです。
内容もしっかりしているため、トレーナー同士ではそれなりに勉強してきた証として見られることが多いです。
ですが、ジム選びとしてはもう一息考えたいところ。
それはちょっとやっていれば「誰でも取れる」というところです。
これを持っているから大丈夫!とは言えないということです。
資格を打ち出しているところは大体この2種類です。
何の資格なら良いか?
第一関門
お勧めは「国家資格」です。
「理学療法士」
「柔道整復師」
がこれにあたります。
これらは3〜4年養成校に通い、国の定めるカリキュラムをクリアし、試験に合格した人だけが得られる資格です。
一定の知識があるため、身体に対してしっかりとした教育を受けてきた証になるかと思います。
この2つのどちらかを所持していれば私の考える第一関門は突破です。
なお、理学療法士は病院のリハビリなどが主な仕事で、柔道整復師は整骨院、接骨院で働いています。
第二関門
先ほど紹介した国際の資格「NSCA」「NESTA」です。
先ほどは意味がないと説明しましたが、この資格単体だと効力は薄いと考えています。
ですが、国家資格保持者が追加で取得するとその意味は増大します。
なぜなら、理学療法士も柔道整復師も「運動の専門家」ではないからです。
医療系の資格ですので「治療家」か「臨床家」です。
しかし身体のエキスパートということには変わりありません。
その身体のエキスパートが運動の専門家にもなる・・・。
こちらまでできて「選ばれるトレーナー」になるかと思います。
アスレティックトレーナー(AT)
国家資格ではありませんが、こちらの資格も有効です。
必要なカリキュラムの中に、競技チームでの実践経験(インターン)が含まれます。
この資格を保持している多くの方は、「ただ持っている」だけの資格にはしていません。
運動の現場でかなりの実践を積んでいる方が多いのが特徴の資格です。
こちらも信頼できる資格と言えます。
パーソナルジム選びのまとめ
「料金」「場所」「目的」そして「資格」。
このあたりが選ぶポイントかと思います。
資格から見て間違いの少ないポイントを説明しましたが、その限りではないことも考えておいて下さい。
私も理学療法士の資格を所持していますが、全くできない人もいます・・・。
体験などを有効に使って自身に合うジムを探してみましょう!