慢性腰痛と体幹筋
慢性腰痛とは
腰の痛みを感じ、
3ヶ月以上経過しているものを
慢性腰痛とされています。
強い痛みというよりかは、
鈍く重いような痛み
が生じていることが多くあります。
人類の8割が腰痛経験者とされており、
かなり多くの人数が慢性化していると思われます。
体幹とは
一般的には身体全体から、
頭部、腕部、脚部を取り除いた部分
を指しています。
今回は慢性腰痛を持たれている方は
体幹の筋力がどうなのか?
という研究を紹介します。
体幹機能の研究と慢性腰痛の運動療法
To evaluate physical functions in patients with chronic low back pain, it is important to evaluate trunk muscle function. Anatomical and electromyographical studies of trunk muscles in healthy subjects and patients with chronic low back pain are introduced in this paper. Many articles is published have asserted that the action of trunk muscles of patients with chronic low back pain is different from that of healthy subjects. In my research, electromyography (EMG) of trunk muscles during hip extension in the prone position was used in patients with chronic low back pain and healthy subjects. EMG showed that the action of trunk muscles during this motion in patients with chronic low back pain was weaker than that in healthy subjects, but EMG of trunk muscles during this motion after therapeutic exercises indicated improvement in patients with chronic low back pain. It has been said that EMG evaluation of the trunk muscles is an important method to use in patients with chronic low back pain.
今回は英文の研究です。
簡単に略しますとそこまで大したことは言っていません笑
慢性腰痛を持っている方と持っていない方、
両方の体幹筋の機能を筋電図を使用して調べています。
慢性腰痛を持っている方は、体幹筋の機能が低かった
という結果です。
そうなると
慢性腰痛改善には、体幹筋の機能改善が明らかに有効
ということが分かりました。
まとめ
腰痛を持っている方の運動療法でよくあることがあります。
それはなかなか結果が出ず、
何のためやっているのか分からなくなる
ことです。
モチベーションをいかに保つか
ということも重要なポイントとなります。
体幹機能を上げる意味を伝える
ということも重要です。
パーソナルジムでの取り組み
とはいえ、結果の出ないトレーニングを続けていくことは難しいものです。
そこで病院のリハとは違うトレーナーの出番です。
理論だけでなく、楽しく効果的にできる方法を編み出してくれるのがトレーナーです。
何でも相談してください!