「身体の軸」のお話
身体はブレて当然
突然ですがこちらの画像、私が先日セミナーで紹介した資料です。
何を伝えているかと言いますと、
「歩いているだけで身体は上下左右に動くんだよ」
というものです。
よく歩く指導で
「頭が動かない!」とか「身体がブレない!」とか言われることがあります。
ですが基本を考えるとこれらは間違いです。
一般的な歩行で身体は上下に2〜3cm、左右に4〜5cmほど揺れて歩いていると言われています。
先ほどの指導にように「動かない!」を意識しすぎて歩くとどうなるでしょう?
本来動くべきものを止めてしまうわけですので、その動きはどこかが負担します。
多くは胴体と頭を動かさない意識から、「脚」がその動きを担うこととなります。
そうすると無理な負荷がかかり、それが進むとO脚やX脚といった変形となってしまうといったサイクルです。
医学的に研究されているものがよく知られていないケースはたくさんあります。
それはトレーナーの世界でもまだまだ普通に見られることです。
皆様お気をつけください!!